内容紹介
「ベッドではどうなのか想像してしまいます」 その葉月の誘惑を太一が読めないはずがなかった。 息から感じられる熱気、 目つきに込められた隠密な欲求、 不適切なものに対する悪い願望。 「私があんたの男と一夜を過ごしたことを知ったら、どんな表情をするだろうか」 今の私よりもっと辛いだろうか?それは違うと思う。 だから後であまり恨んだりしないでね。 悪いことには悪いことで応酬してあげるから。 葉月がゆっくり口角を上げて微笑んだ。 私を裸にして襲ってみろと、 馬乗りになって思う存分遊んでみろと、 喜んでヤられてやるという自分に笑いがこぼれたのだ。 高校の時から私のすべてを奪ってきた本条珠莉。 だから私はあなたの婚約者、曽根太一を誘惑することにした。 ところで、どうしよう? 悪いことだと分かっていながらこの男に本気ではまってしまった。
コメント 24
2024/04/01 マルゥ
太一て ちょっと 今どき いつの時代の人よ 昭和 もっと前の 名前よね 良家の御子息だからかな
2024/03/17 えー。
こんなに堂々と身元が割れてる状況で、他人の婚約者を堂々と寝取っちゃうと、貶めるのは自分の評判と名誉であって、何の復讐にもなってないよね? しかも、その復讐相手と婚約者は、まだ感情的に入れ込んだ関係でもなし。